今日は富山県南砺市で行われるむぎや祭の2日目です。台風は予想より進みが遅く、まだ天気は大丈夫そう。今日一日かけて市内観光とむぎや祭を楽しみました。
南砺市の城端（じょうはな）という地区はサクラクエストというアニメの舞台の街だそうで、（製作会社もある）今回の旅行前に、みっちり予習⁉︎をしてきたのですが、なるほどあちこちアニメで見たような景色がありました。いわゆる「聖地巡礼」というやつですか、あまりそういう事をしたことがなかったので新鮮でした。

アニメは間野山という場所が舞台ですが、これは城端がモデルになっています。その他にも、さくら池という場所は桜ヶ池、チュパカブラ王国というのは桜ヶ池クアガーデンというホテルがモデルだそうです。

↑桜ヶ池とチュパカブラ饅頭DX（まずそう・・・）

ちなみに桜ヶ池クアガーデンは本日泊まった宿です。ハイシーズンということもあり宿泊料がめっちゃ高かったけど・・・でも夕食も朝食も地元の食材満載で本当に美味しかったし、温泉もなかなか良かったし、建物もかわいいし、気持ちよく過ごせたのでよしとしよう。（でも本当に高かったけど）

↑チュパカブラ王国

むぎや祭！

むぎや祭とはこの地に古くから伝わる麦屋節を城端のあちこちで踊ったり、各町会の唄い手や踊り手による競演会をやったり、もちろん縁日のような出店もある割りと大きなお祭りです。麦屋節の起こりは壇の浦の戦いに敗れた平家の落人が越中五箇山に安住の地を得て、唄い始めたものだそうで、踊り手のすげ笠さばきと素朴でどこか物哀しいメロディーが印象的です。

今日も雨が降ったり止んだりの天気で屋外の会場は中止の場所が多かったのですが、晴れ間を見計らってはあちこちで踊っているのを見ることができました。

踊りを見つつ縁日を楽しみつつ、じょうはな座というホールで、むぎや踊りの競演会を鑑賞しました。私の鑑賞した第一部は4つの団体が3曲から4曲くらい、幼稚園児から大人まで、次々と踊りを披露してくれます。曲は数種類で同じですが、各団体衣装や見せ方がちょっとずつ違って面白かったです。

みんなで総踊り、むぎや踊り！

さて祭のクライマックスは一般の人も参加できる総踊りです。この総踊り、道の真ん中にやぐらが立ち、その周りを人がぐるっと大きく囲んで踊ります。まるで壮大な盆踊りのよう。希望者はすげ笠をお借りして踊ることもできます。夫はすげ笠を借りて、結構ハードに汗だくになって踊っていました。すげ笠は難しそうだったので私は輪に入って見よう見まねで手踊りのみ参加しました。ゆっくりで輪も大きいので一周するのに15分くらいかかります。そうやってしばらく踊っていると記念の手ぬぐいをいただきました。とてもいい思い出になりました。