コンテンツへスキップ

先日クリエイティブフラワー協会の鈴木先生からいただいたチケットで、目黒にあるホテル雅叙園東京の百段階段で開催されているいけばな展に行ってきました。百段階段って、今まで知らなかったのですが東京都指定有形文化財で、「千と千尋の神隠し」のモデルにもされたという場所なのだそうです。

目黒駅西口を出て、銀行の左脇にある行人坂を下り、3分くらい歩いたところ左手にホテル雅叙園東京はあります。立派なエントランスです。

ホテルを入ると左手に百段階段の受付があり、エレベーターに乗って行きます。こちらがその百段階段↓

ただの古い階段、と思うなかれ、(写真に写ってないけど)天井には金地に扇子の絵が書いてあり、ものすごく趣深い階段です。そして登っていく途中途中で、右側に趣向の異なる7つのお部屋があります。左側に段数の書かれた札が付いてます。ちなみにこの百段階段、実は99段しかありません。完璧な百段にしないで発展の余地を残す未完の美学とか、奇数で縁起の良い数字である9を重ねて99段にしたとか言われているそうです。まず一番初めにある十畝の間に入ります。

ありました。松月堂古流、鈴木先生の作品です。先生も係員として会場にいるかも、とおっしゃっていたので、もしかしたら会えるかと楽しみにしていたのですが、お会いできず、残念。ですが、すごい綺麗な作品を見ることができました。

次は漁樵の間です。すごい絢爛豪華。襖の上の壁、やたら立体感あるなぁと思ったら木彫りでした。天井の絵もすごいです。

柱もすごいです。木彫りが施されています。

そしてどんどん上がって7つ目の間、清方の間。いけばなもすごいですがが部屋もすごい。

いけばなの細かいことはわからないけど、部屋のきらびやかさに負けず劣らずの美しさでした。季節のお花がたくさんで秋らしさをめいっぱい感じてきました。

1時間くらい見て回って会場を後にしました。その後せっかくなのでホテルの中もウロウロさせてもらったのですが、こちらもすごかったです。なんというか、竜宮城⁉︎

ホテルの方には結婚式場もあるようで、おめかしした女の子がいっぱいいらっしゃいました。ブライダルサロンもたくさんのカップルが商談におとずれており、盛況の様子です。あー誰かここで結婚式やって呼んでくれないかなぁ(自分はする気なしです)。お呼ばれされる側もテンション上がること間違いなしの、フォトジェニックで豪華なホテルでした。