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ふるさと納税、ラストチャンス⁉︎

ふるさと納税という仕組みが登場してからはや10年、確定申告のいらないふるさと納税ワンストップ特例制度が始まってからもはや3年、毎年気になってはいたけれど、面倒くさそうだし、よくわからないし、で今まで見て見ぬ振りをしてきたふるさと納税。今年を逃したらしばらくできないかも⁇と思ってついに今年、重い腰を上げてふるさと納税をしてみました。

今年を逃したら、と言ってもこれは私の場合です。来年一年間育休をとる予定なので所得がゼロになるから。ふるさと納税って給与額に応じて一定額まで、自己負担2000円を除いて、所得税と住民税から寄付額が全額控除されるというもの(確定申告した場合)。来年の私のように所得がゼロだとかかる税金もゼロになるため、当然控除はありません。もし来年ふるさと納税をしたとしたら、全額自己負担、本当にただの寄付になってしまいます(返礼品貰っても割りに合わない・・)。

それにふるさと納税ワンストップ特例制度を利用すると、控除分はまるまる来年の住民税から控除を受けられます。住民税って前年の所得から計算した納税額をその翌年に払う仕組みになっているので、今年の住民税分は来年(お給料ゼロなのに)支払わなくてはならないのです。だからそこから控除されるのはすごくありがたい!ということで、締切ギリギリ、間に合うのかヒヤヒヤしますが、あちこちの自治体からよさそうな返礼品を探して、ふるさと納税先を探してみました。

ふるさと納税ワンストップ特例制度とは

そもそも控除を受けるための手続きや制度を知らなくては話になりません。ふるさと納税ワンストップ特例制度について調べてみると、納税先が5団体以内なら、納税先の自治体に特例の適用申請書を郵送するだけで控除を受けることができるそう。申請書の提出は翌年の1月10日必着とのこと。簡単だけどなんだかえらいアナログだなーと思いつつも、申請書って納税後いつ届くの?1月10日必着なのに間に合わなくない?と思っても大丈夫、自治体から届くのを待たなくてもホームページから申請書をダウンロードできることが多いようです。(元々申請書を発送しない自治体もあるようです)。なんだ、それなら全部ネットで申請できればいいのに・・・ペーパーレスとはいえまだまだ紙がものをいう社会なのね。郵送って地味に切手代とかかかるし・・・(ケチです)

あともう一つ気になったのが、クレジットカードでふるさと納税した場合、納税日は決済時になるのか、実際のカード引き落とし日になるのか、という点。カード引き落とし日が納税日ということであれば11月時点ですでにアウトですが(引き落としは1月になるから)これも大丈夫、ポチった時点で納税完了、その日が納税日となるようです。(振込する場合は違うようです)。だからインターネットでクレジットカード決済なら12月31日まで今年度分として納税可能です。

いくらまでなら自己負担2000円で済むの?

これは総務省ふるさと納税ポータルサイトまたは各種ふるさと納税サイトで簡単に確認することができます。たいてい源泉徴収票を見て算出しましょうと書かれていることが多いですが、注意しなければならないのは今、手元にある源泉徴収票に書かれた数字はあくまでも前年(以前)のものであるということ。今年も同じくらい稼ぐでしょうという予測から算出するものなので要注意です。私の場合、去年よりちょこっと基本給が上がっているとはいえ、6月以降残業代や各種手当がごっそり出なくなっているので、絶対に去年よりも少ないはず。去年の源泉徴収票を見て、どれくらい減るだろうかと計算しながらふるさと納税額を算出しました。

・・・多分5万円なら大丈夫、かな??多分・・・

ちょうどキリがいいので1万円ずつ5団体に納税するというつもりで返礼品探しをしてみました。

ふるさと納税で利用したサイトと、ふるさと納税先を紹介します。

自治体のホームページなどからふるさと納税できるところもありますが、ポータルサイトを利用した方が選択肢も多いし断然便利です。今回3つのふるさと納税サイトを利用してみましたので、その使用感を述べたいと思います。

さて、ふるさと納税をするにあたって、まずどのふるさと納税サイトを使おっかなーという点ですが、たくさんありすぎてようわからん。どうせ納税するならちょっとでもお得でおいしい返礼品を、と求めてしまいたくなりますが、はっきり言ってすべてを比較するのはまず無理。一番お得なものを!と思うとどんどん選べなくなってしまうので、まずはゆかりの市町村とか好きな県とかで調べて、2000円でもらえるならまぁいいかなっていう所を選ぶのが良いかと思います。はじめの一歩が出れば後は意外と簡単に選べます。

ふるさとチョイス

まずは、とにかく掲載されている自治体が多く、ものすごい種類の返礼品から選べるふるさとチョイスです。ただ、ちょっとサイトが重いのか、私のネット環境と相性が悪いのか、サイト閲覧中にiPadがよくフリーズしてイライラします。

ふるさとチョイスではインターネットショッピングをするようにふるさと納税ができます。ただ一つ注意なのが、クレジットカード決済がYAHOO公金決済からしかできないこと。手数料などは取られないので別に普通のクレジットカード決済と変わりはないですが、そんなこと決済の時までどこにも説明なかったよ・・・実は私はyahoo!の登録が旧姓のままだったのでもしかしてまずい⁉︎と思ったのですがクレジットカードの名義さえ本人名義であれば大丈夫のようでした。ともあれ、ふるさとチョイスでクレジットカード納税するならyahoo!に登録しないといけないようです。

ふるさとチョイスから選んだ返礼品は以下の2点。

島根県浜田市。お米10kg、10000円

11月12日申込み。品物は11月20日到着(指定可)。申込書は1ヶ月後?未着。(追記:12月7日に届きました)

島根県浜田市は、私の心のふるさと(勝手に)。父方の祖父母の家があったこともあり、子供の頃は毎年のようの遊びに行きました。私のふるさと納税第1号は浜田市!と決めていたので、浜田市のたくさんの返礼品の中からきぬむすめとこしひかりの新米5kgずつのセットを選びました。まず、きぬむすめをいただきましたがとても美味しいお米です。冷めても美味しいおむすび向きのお米ですという説明通り、冷めても美味しい!オススメです。浜田市の返礼品は他にも美味しそうな海の幸、山の幸たくさんあります。もうなかなか遊びに行けないけど、せめてふるさと納税で応援できるのって嬉しいです。

群馬県前橋市。季節のりんご5kg、10000円

11月12日申込み。申請書11月16日到着。品物は11月22日到着。

浜田市の次に選んだのは群馬県前橋市のりんご。以前群馬県でりんご狩りをした事があって、すごく美味しかったので、こちらを選んでみました。(それと群馬には個人的にちょっと思い入れもあるので・・・)一番量的にお得だったのは1万円で10kgのリンゴだったんですけどね。

申込後順次発送との記載でしたが、割とすぐに申請書が、引き続いて木村農園さんの青いリンゴ「名月」が届きました!けっこう大玉で14個入り。贈答用ではないのでちょっとしたキズのあるものも入っていますが、もともと自分で食べる用なので問題無し。シャキシャキでスッキリした甘さで私好みのりんごです。時期が間に合えば秋映がよかったな〜

楽天ふるさと納税サイト

次に利用したのは楽天ふるさと納税です。あまり選べる自治体も返礼品も多くないですが、さすが楽天さん。厳選された(?)返礼品はどれも「お得感」重視な感じです。特に今回申し込んだ1万円でお米20kgは量だけで見たらトップクラスでお得。これ税金分はちゃんと確保できてるのだろうか。普通に買ってもこれくらいする気がするのですが・・・

楽天会員なら楽天市場で購入するのと全く同じ感覚でふるさと納税をすることができます。楽天なのであのゴチャゴチャした感じが好きでないという方もいるかと思いますが、手続時には、寄付金の用途やワンストップ特例制度の請求書の希望の有無を指定できるので、結構まじめにできていると思います。

驚きなのが納税なのにポイントも貯まるし、ポイント利用も可能だということです。期間に余裕があれば、楽天スーパーセールとか楽天お買い物マラソンとかのお得な時期を狙って納税するのがオススメです。

私はネットショッピングやらクレジットカードやら、けっこう楽天をひいきにしているので、楽天ふるさと納税は一番使いやすいなぁと思いました。もっと自治体が増えるといいな。

岡山県笠岡市。お米20kg、10000円

11月24日申込み。申込書は12月1日到着。品物は来年4月に到着予定。

上でも述べましたが1万円の納税でお米20kgってすごいです。自治体がかんでるのでひどい米が送られてくるはずはないだろうし・・・先に頼んだ浜田市の10kgの米がちょうどなくなる頃を狙って来年4月に届くように予約しました。これでしばらくお米を買わなくて済みそうです。

さとふる

最後に、最近テレビCMなんかですごい宣伝してるさとふるです。認知度は一番ではないでしょうか。でも選べる自治体は意外と少なめ。ただ、返礼品の種類は一通り網羅してる感じで私的にはちょうど良いかなという印象です(ふるさとチョイスはあまりにも選択肢が多すぎたので)。それと、さとふるは正直な口コミが多いという印象です。やっぱ口コミ、けっこう参考になります。同じような返礼品があれば口コミ0件のものより、1件だけでも口コミある方を選んじゃいます。

さとふるは無料会員登録すると履歴を管理したり個人情報等の入力の手間を省くことができますが、登録しなくても寄付できます。他のサイトをメインに使ってる場合は、登録せずに寄付できるのは気軽かもしれません。でもいざ申し込んでみると、寄付金の用途は指定できないし、ふるさと納税ワンストップ特例制度の申請書は基本的に郵送されず、マイページ(これは会員登録必要)からダウンロードしてプリントアウトしなくてはなりません。各自治体の宛先もサイトから調べる必要があり、少しだけ面倒。

群馬県榛東市。地球屋の伝説のシュトレン、7000円

12月2日申込み。12月11日以降順次発送予定。

ざっとサイトを見てて目にとまったシュトーレン。そういえばもうすぐクリスマス。地球屋さんて何?伝説って何?でも口コミにつられて食べてみたくなりました。ちょっと下世話ですが地球屋さんのサイトで調べたらこちらのシュトレン、お取り寄せしたら4000円くらいするっぽい。高い。これはふるさと納税でもらうしかない。申込は12月15日までです。気になった方はお急ぎください。

群馬県榛東市。豚肉2.2kg、10000円

12月2日申込み。申込後順次発送予定。

シュトレンを申し込んだついでにと言ってはなんですが、最後のもう一品は榛東市から選ぼうと思って目についたのがこちら。牛肉もあったんですが、豚肉の方が使い勝手が良いので大量に入ってる豚肉にしました。冷凍だからもつし。

 

以上、4自治体47000円、今年のふるさと納税としました。今後ワンストップ特例制度の申請をして、住民税から控除されてるか確認次第続報したいと思います。